これから、アトピーを完治させる4つの方法を解説していきます。
その4つの方法とは、「排出をきちんとする」「血液を回す」「きちんと栄養をとる」「ゆっくり休む」です。
しかしながら、これらはアトピーだけを完治させる方法ではありません。
これは健康になるための4つの奥義であり、原理・原則です。
それくらい、本質的で不変の内容です。
世の中にはいろんな健康法がありますが、
それらは、必ずこの4つのどれかに属しています。
1つだけでも実行すれば、効果はあります。
4つすべて実行すれば、もうイヤでも健康になることでしょう。
嬉しいことにこれらを実行するのに、ほとんどお金がかかりません。
つまり、新しいサプリメントや化粧品、器具も買う必要が無いということです。
さらに嬉しいことに、すぐに実行できます。
いまこの瞬間から生活習慣に組み込むことができます。
なので、理解できたら実行しましょう。
どんなに素晴らしい知恵でも知っただけでは、何の役にも立ちません。
実行して初めて効果がでます。
なので、1つだけでもよいのでやってみましょう。
■ステップ1:排出(デトックス)をきちんとする
身体中がゴミまみれの状態でいくら上質な栄養素を取っても、吸収することができません。
そのため、まずはじめにデトックスをきちんと行い、掃除することが大切です。
特に肌と腸は密接に関係しているので、腸内洗浄をしっかりすることをオススメします。
腸内洗浄の方法はいくつかあります。
- 繊維質の多い食事(ごぼうやれんこん)を食べる
- こんにゃくを食べる
- ハーブを使う
- コーヒーエネマを行う
- ・・・
気軽に始められるのは、やはり食事で「きんぴらごぼう」や「ひじき」などの小鉢で食べると良いです。
私は休みの日にきんぴらごぼうを一週間分作っておいて、毎日少しずつ食べていた時期がありました。
デトックスは腸の他に、
- 歯磨き
- 舌磨き
- 鼻の洗浄
- 腎臓デトックス
- 肝臓デトックス
- ・・・
などなど、多岐にわたりますが、まずは腸をしっかりと洗浄しましょう。
■ステップ2:血液を回す
これは分かりやすく言うと運動のことです。
運動することで、血液を循環させ消化した栄養素を体全体に運んであげましょう。
ただ、全身が酷い炎症があるときは無理をしてはいけません。
手足の関節が切れて痛いときに、動くことはできません。
首が空気に触れているだけで、ヒリヒリと痛い時に首を回すことはできないです。
(私も酷いときは首が回せないので、体全体を回すことで振り返っていた時期がありました。)
コツは、とにかく無理のない範囲で行うことです。
オススメはゆっくり歩くこと。
これが一番現実的だと思います。
足を引きずりながらも、歩けるだけ歩いてみる。
すこしずつで大丈夫。休みながらでも、出来る限り体を動かしましょう。
運動してアトピーが治ったという人がいますが、
運動することで血液の循環が良くなり、体の隅々まで栄養が届くようになったという理由があります。
じっとしてても、辛いのに歩くなんてとても無理という場合は、
別の方法があります。
それは、温冷水シャワーです。
これはシャワーで、熱いお湯と冷たい水を交互に体にかけることです。
皮膚の血管を広げたり縮ませたりすることで血流がよくなります。
実際にやってみるとわかりますが、血流が良くなり冷水をかぶっているにも関わらず
体全体がポカポカと暖かくなります。
私自身、脱ステ期で辛いときも、温冷水シャワーならできたのでオススメです。
■ステップ3:きちんと栄養をとる
皮膚がはがれ落ちている時期は、体が皮膚の材料であるたんぱく質をガンガン使うので、たんぱく質が不足します。
なので、たんぱく質を多く摂取することが重要です。
例えば、牛肉、豚肉、鶏肉や魚、大豆(納豆がオススメです)などを多く食べましょう。
プロテインを飲むのも良いと思います。
こうやって偉そうにいっている私も一時期デトックスばかりやっていて、
栄養をきちんと取っていない時期がありました。
「消化作業は体の負担になるから」という一面的な理由で突き進んでしまい、
かなりやせて(やつれて)しまいました。
昔、サッカーで鍛えた筋肉質の太い脚は女子高生のように細くなってしまい、
鏡を見てはかなり驚いてしまいました。
デトックスをしている時期であっても、皮膚を作るための材料であるたんぱく質は、
きちんと補給しなければいけないです。
脱ステをしていたとき、ものすごい食欲の時期がありました。
毎日とにかくお腹が空いて1日6食くらいは食べていました。
そのときの食事例は・・・
- 出勤時:牛丼屋で朝ご飯定食(ごはん大盛り)
- 10時:こっそり会社を抜け、うどん屋でかけうどん
- 12時:ステーキ屋でランチステーキ
- 15時;コンビニでおやつ(カフェラテ、アイス、ロールケーキ)
- 17時:カレー屋で野菜カレー
- 20時:自宅で夕ご飯
さすがに食べ過ぎですね。。。
しかし、これだけ食べているにも関わらず、体重はまったく増えませんでした。
要はそれだけ、体が皮膚を治すためにエネルギーを必要としていたのでしょう。
あのとき、私の体を治すために内臓はフル活動してくれていたのだと思います。
体の声を聞き、食べるときはしっかり食べることが大切です。
■ステップ4:ゆっくり休む
これは普通の人にとっては簡単ですが、脱ステ中ではなかなか難しいです。
なぜなら、寝られないからです。
夜通し掻きむしったり、うなされたりして全く疲れがとれない。。
これは本当に辛かったです。
毎晩「夜が怖い・寝るのが怖い」。
恐ろしい夢にうなされる。
変な臭いのする汗を大量にかきシーツはグショグショ。
自分で掻きむしったかさぶたにまみれて横たわる。
眠れない夜ほど辛いものはないです。
正直、脱ステ期にゆっくり休む方法はないと思います。(元も子も無い話で恐縮ですが。。。)
なので、1分でも10秒でもいいから寝れれば、それで良いと開き直りながら、ただ横たわる。
ただそれだけ。
難しいことは考えない。
眠れなくても、治りかかったところを搔き壊してしまっても、
掻いた指が血まみれになったとしても、
ただただ横たわってじっと時が経つのを待つ。
時間はあなたの味方です。
体が必ず私を治してくれる。
そして、体しか私を治せない。
そう信じて、ただ横になり休みましょう。
本当に少しずつですが、眠れる時間が増えてくるので、安心してほしいです。
いつか必ず、あの頃ようにぐっすり眠れる日がきます。
私は今はぐっすり眠れていますが、
脱ステ中のある日、二十分ほど本当に気持ちよく寝れた日があったことは
忘れられないです。
あのときは、本当に嬉しかったですね。
まとめ
以上で、4つの奥義のお話はおしまいです。
「排出をきちんとする」「血液を回す」「きちんと栄養をとる」「ゆっくり休む」の
4つの奥義をバランスよく行っていきましょう。
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